Kominka Project古民家再生活性化プロジェクト

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Prologueプロローグ

「広島市の補助金事業に
採択されました!」

2020年11月17日

画像:古民家再生プロジェクト

きっかけは、園児の保護者からの相談事でした。
広島市安佐南区西原地区の旧家であるその保護者は古民家となった大きなお屋敷を所有されていましたが、今では耐震性にも問題がある空き家となっていました。相談とは、その悩ましい遺産を何とか活かせないかという事でした。

安佐南区はニューファミリーに人気の県下でも数少ない人口増加地区。
しかもこの辺りは、かつて800年前の鎌倉時代は城下町だった歴史も豊かな土地。
すぐに子どもを中心にしたアイデアは浮かんだのですが、何せ先立つものがありません。

そんな時、知人から教えられたのが広島市の補助金事業(※1)の募集。
この事業に採択されれば、夢のようなアイデアも一気に実現できるかもと、締め切りまで1か月弱でしたが、仲間の協力もあり何とか応募期限に間に合わすことが出来ました。
慌ただしい数か月間で心身ともに疲れましたが充実もしていました。

そして1か月過ぎた10月末、嬉しい採用のお知らせが届きました!!

採用された私たちの提案事業名

『地域の歴史と文化を受け継いだ
コロナに負けない
 古民家再生活性化プロジェクト』

さて、これからがまた大変!
3月までの5か月間で形にしなくてはいけません。
これから続くであろう悪戦苦闘、仲間たちと流す汗と涙と笑顔の物語がスタートしました。

※1=令和2年8月17日から9月30日にかけて募集されていた広島市の「元気なまちづくりプロジェクト地域活動支援事業補助金」
https://www.city.hiroshima.lg.jp/soshiki/13/187404.html

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    補助金事業に採択され耐震工事に着手した古民家の一部
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    2020年11月17日、中国新聞の取材に応じる堀江大園長

Story 01.補修・補強工事開始

工事の途中経過を見学

2021年03月04日

立派な旧家とはいえ長い空家期間で経年劣化も見られるとか。

入念な調査と計画のもと古民家の補修・補強工事が2月から始まりました。

この日行われていたのは、基礎工事。

びっくりしたのが、多くの支柱の根本が切られ宙ぶらりんの状態!(支える構造物があるものの絶妙のバランスで浮かんでいる)

これから床下の敷地全面にコンクリートを打設し、いわゆる「ベタ基礎」にします。
厚いコンクリートが耐震性を高め、湿気やシロアリからも守ってくれます。
その後、床、壁、天井、屋根にも補強していきます。

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    白梅に彩られた工事現場正面
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    完成時の間取りを確認しながらアイデア膨らませる運営スタッフと大園長(左)
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    宙ぶらりんの支柱!この後コンクリートの基礎と一体化する予定
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    裏庭には“かまど”のような跡が。早速「子どもたちが水浴びで喜びそう」「お泊り保育の露天風呂」と楽しそうな妄想始まる

Story 02.尾道のNPO訪問

古民家再生の先達に学ぶ

2021年03月02日

着々と進む耐震・補修工事の中、無事完了した後の運営についても準備を進めなくてはいけません。

なんといってもこのプロジェクトの正式名称は「地域の歴史と文化を受け継いだコロナに負けない古民家再生活性化プロジェクト」と長い。

要は補修して蘇った古民家をみなさんに利用してもらって地域を明るく元気にしたい!ということ。

じゃあそのためにどうする?
ということで行ってきました「尾道」。

目指すは「NPO法人 尾道空き家再生プロジェクト」。
※手掛けられた物件や活動内容は、ぜひサイトをご覧ください。
http://www.onomichisaisei.com/

古民家再生のスペシャリスト、この事業を始めて20年になる代表の豊田さんにお会いしてきました。

まず最初に訪れた事務所は、風情があり、清潔でお洒落。
(あっ、居心地良さそう!と思わせるこの感覚が大事なんだと、入っていきなり学ぶ。)

ここには全国から町おこしや再生事業に取り組む人たちが、視察や見学に来られるそうで、私たちも快く受け入れてくださいました。

豊田さんからお伺いする話はどれも刺激的でアイデアのヒントがいっぱい。

また、豊富な経験談は重みと説得力があり、しっかりとインスパイアされてきました。

豊田さんのお話で一番印象に残ったのは、“大事なのは人”ということ。

視察に来られた方が、ここで成功した事例を“尾道モデル”としてそのまま他の自治体でやっても上手くいかないことが多いとか。

「成功する鍵は結局、運営する方たち、人なんです」と豊田さん。

それから、これまで手掛けら れた数ある物件の中から2件ほど見学させていただき、充実した内容の濃い一日になりました。

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    尾道空き家再生プロジェクトの事務所入り口
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    同事務所、吹き抜けの2階から
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    道端の看板も魅力的。事務所横の道路にて。
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    手掛けられた再生物件「あなごのねどこ」
    鰻の寝床のような奥行の深いゲストハウス
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    手掛けられた再生物件「通称尾道ガウディハウス」外観と内観

古民家を『まちの居場所』に
みんなで手づくりしていく
プロジェクト

「古民家再生活性化プロジェクト」

オープンスペース西原古民家
「つむぎ つむぐ」として
2023年4月に開放することになりました。

この古民家を
もっと快適で楽しい居場所にしていきたいと
未来の構想は膨らみ続けています。

画像:古民家再生プロジェクト
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