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絵本セレクション

2025.01.17

【3歳児さん向け】くうねあスタッフのオススメ絵本3選

みなさん、こんにちは!日々、保育のプロとしてくうねあで活躍する保育スタッフ37名に聞いた絵本セレクション第三弾です。今回は、特に「3歳児さんにオススメ!」と評判の3冊の絵本を紹介します。

日々お子さんと向き合う保育スタッフのリアルな声を集めた本連載。絵本選びのヒントとしてはもちろん、絵本の読み方や子どもとの楽しみ方などのお役立ていただければ幸いです。

①『ぐりとぐら』(なかがわ りえこ 作 ・ おおむら ゆりこ 絵/福音館書店)

ぐりとぐら

【あらすじ】

お料理することと食べることが何より好きな野ねずみのぐりとぐらは、森で大きな卵を見つけました。目玉焼きにしようか卵焼きにしようか考えたすえ、カステラを作ることにしました。でも、卵があまり大きくて運べません。そこでフライパンをもってきて、その場で料理することにしました。カステラを焼くにおいにつられて、森じゅうの動物たちも集まってきます……。みんなの人気者ぐりとぐらは、この絵本から生まれました。
(福音館書店の公式ホームページより引用)

【スタッフの声】

食べることは、命に直結しています。食べる大切さを本能的に感じられると思います。また、卵や調理道具が大きすぎて運べない時や、残った大きな卵のからの扱いなどは、アイデア満載です。考える力を育てると思います。そして、美味しいカステラのいい匂いにつられて集まってきた森の動物達、いろんな種類、いろんな大きさのみんなに「ごちそうするからまっていて」と作ったごちそうを皆に分け与え、皆笑顔で満たされるところからは、分かち合う大切さを学べると思います。鉄板ですが、さすがこどものとも傑作集です。(河岸さん)

②『なまえのないねこ』(竹下文子 文・町田尚子 絵/小峰書店)

なまえのないねこ

【あらすじ】

八百屋や書店、パン屋、蕎麦屋、喫茶店などの飼い猫たちが、みんな持っている「名前」に憧れている、ひとりぼっちの猫。ある日、お寺の猫に「自分で好きな名前をつければいいじゃない」と言われ、名前を探すことに。名前のない猫が見つけた「ほんとうに欲しかったもの」とは?
(福音館書店の公式ホームページより引用)

【スタッフの声】

子どもたちが名前をつけることに悩んでいた時に、この絵本を読んで、名前の意味や大切さを知ってもらいました。(竹間さん)

③『そらまめくんのベッド』(なかや みわ 作・絵/福音館書店)

そらまめくんのベッド

【あらすじ】

そらまめくんの宝物は、雲のようにふわふわで、綿のようにやわらかいベッド。だからだれにも貸してあげません。ある日、そのだいじなベッドが突然無くなってしまったからさあ大変! そらまめくんは必死でベッドをさがしますが、どこにもありません。ところが、やっと見つけたベッドには、うずらがたまごを生んで温めていたのです。さて、そらまめくんは……。子どもたちに大人気の愉快なそらまめくんが大活躍する絵本です。
(福音館の公式ホームページより引用)

【スタッフの声】

私自身絵本がボロボロになるくらい読んでいた1冊でした。「お友だちと仲良くするって素敵だな」って思える絵本であり、この絵本が、お友だちに何かを貸してあげる気持ちを芽生えさせるきっかけにもなるお話です。(竹中さん)

くうねあで大活躍中の保育スタッフそれぞれの視点で選んだ、とっておきの絵本たち。これからも保育士のみなさんの「好きな絵本」を定期的にご紹介していきます。ぜひお楽しみに!

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