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絵本セレクション

2025.03.07

【幅広い世代に人気!】くうねあスタッフのオススメ絵本3選

みなさん、こんにちは!日々、保育のプロとしてくうねあで活躍する保育スタッフ37名に聞いた絵本セレクション第三弾です。今回は、特に「6歳児さん以上も含めた幅広い世代にオススメ!」と評判の3冊の絵本を紹介します。

日々お子さんと向き合う保育スタッフのリアルな声を集めた本連載。絵本選びのヒントとしてはもちろん、絵本の読み方や子どもとの楽しみ方などのお役立ていただければ幸いです。

①『じいちゃんバナナばあちゃんバナナ』(のしさやか作・絵/ひさかたチャイルド)

じいちゃんバナナばあちゃんバナナ

【あらすじ】

ある日のこと、バナナくんは、バナナの皮を踏んで転んでしまいました。「だれ? 皮を脱ぎっぱなしにしたのは」すると、「はーい!」皮を脱いだおじいちゃんが、チョコバナナに変身して現れました。続いて「はーい!」おばあちゃんも皮を脱いで、冷凍バナナになって登場。これから、パーティーに出るんだって。バナナくんがついていくと…
(ひさかたチャイルドの公式ホームページより引用)

【スタッフの声】

バナナってこんなにたくさんの美味しそうなものに変身できるのね!とわくわくします。年をとっていい色になって、完熟バナナになって変身しようかと、そう考えると熟していく人生もわるくない!と思ったり、夢ができる楽しさを感じられたりする、ユーモラスで美味しそうな、子どもたちが大好きなバナナの絵本です。また、この絵本がバナナを使ったクッキングをする時の導入になったりもします。(安尾さん)

②『14ひきのひっこし』(いわむらかずお  作/童心社)

14ひきのひっこし

【あらすじ】

森の奥めざして、さあしゅっぱつ。川をわたり、不安な一夜をすごして、やっとみつけた、すてきな根っこ。みんなで力をあわせて家をつくり、橋も、水道もできた。たべものもたくさんあつめて、さむい冬がきてもだいじょうぶ。みんな、ほんとうにごくろうさま。
(童心社の公式ホームページより引用)

【スタッフの声】

生活が、穏やかに暮らせるということは、幸せなことだなと、ホッコリする物語です。(中村さん)

③『おとうさんが ねるときは』(岡田 よしたか 作/福音館書店)

おとうさんが ねるときは

【あらすじ】

私のお父さんはすごく背が高い。だから、寝る時は足が家からはみ出してしまいます。夜中、イヌがやってきて、寝ているお父さんの足におしっこをかけました。でも、お父さんは起きません。今度は、カマキリがやってきて、足の裏をくすぐりました。でも、お父さんは起きません。次々にやってくる生き物たちと、起きないお父さんのやり取りが笑いを誘う絵本です。
(福音館書店の公式ホームページより引用)

【スタッフの声】

お父さんの背が高すぎて家からはみ出すなどずっと意味がわからない設定が、子どもと一緒に読んでいて、とても楽しくなります。ラストシーンでは、家から足がはみ出てているとぐっすり寝れないと気づいたお父さんが、新しい寝方を考案します!(Kさん)

くうねあで大活躍中の保育スタッフそれぞれの視点で選んだ、とっておきの絵本たち。これからも保育士のみなさんの「好きな絵本」を定期的にご紹介していきます。ぜひお楽しみに!

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